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 花山ちょうちん店は、慶応二年からの提灯づくりの技法を基に、明治十年に現在の松山市で創業致しました。

 創業以後、伝統的技術と知識を継承し、一世紀半の間、御家庭、寺院、神社、松山秋祭などたくさんの方にご愛顧いただき、変わらず提灯を作って参りました。

 かつて、提灯は、生活の灯りでした。

 ろうそくと紙の優しい照明が人々の生活を照らし、安全と快適性を提供していました。

 ろうそくと紙の照明が、電気の照明に変わった現代においても、提灯の灯りを暖かく感じることは変わりません。

 当店は、御家庭を灯し、御多幸を願うものとして、これからも変わらず提灯を作って参りたいと思っています。


              代表  山 内

 

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